「TEDDY BEAR(テディ・ベア)」について



「TEDDY BEAR(テディ・ベア)」と呼べるのは
「セオドア・ルーズベルト協会」に公認された商品だけです
「TEDDY BEAR」はアメリカの第26代大統領「セオドア・ルーズベルト」から作られました。「TEDDY」とはアメリカ大統領「セオドア・ルーズベルト」のニックネームです。
「熊」は日本のファッション・イメージで一番ヒットするテーマです。「クマのプーさん」「白くまくん」「GOLDEN BEAR」「US BEAR」等、数え切れない程の「ベア・イメージ」が長年日本の「ファッション商品」「キャラクター商品」のヒット商品を占めてきました。
しかし、その最初はやはり1902年代(明治35年)の「TEDDY BEAR」に始まります。それはアメリカの第26代大統領「セオドア・ルーズベルト」によって誕生したことをほとんどの日本人は知らないのが実状です。
その当時、「熊のぬいぐるみ」を製造したドイツの会社の商品を輸入したアメリカ人のバイヤーが、「TEDDY BEAR」の名前を付けてアメリカで発売して大ヒットした為、「TEDDY BEAR」はドイツのものと思っている日本人も多くいる程です。


「TEDDY BEAR」の「テディ」というのは、アメリカ第26代大統領「セオドア・ルーズベルト」の愛称からきています。1902年の秋「セオドア・ルーズベルト」大統領は熊狩りに行き、瀕死の熊に出くわしました。ところが「セオドア・ルーズベルト」大統領は撃ち殺すことを拒み、その熊を助けました。その出来事が美談として「クリフォード・ベリーマン」の風刺画と共に「ワシントン・ポスト紙」に掲載されました。
それを見た「お菓子屋」さんが、一体の熊のぬいぐるみを作り「セオドア・ルーズベルト」大統領のニックネーム「TEDDY」をもらって「TEDDY BEAR」と名付けたのが始まりと言われています。同じ頃ドイツの「シュタイフ社」がライプチッヒで行われた博覧会に「熊のぬいぐるみ」を出品しました。それがアメリカのバイヤーの目に留まり、3,000体の注文を行い、発売時に「セオドア・ルーズベルト」大統領のニックネームから「TEDDY」の名前をつけたためアメリカで大ブームが巻き起こり、これも「TEDDY BEAR」と呼ばれるようになってこの名称が定着する結果になったようです。


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